大法寺は、寝屋川にある本門法華宗のお寺です
仏事のご相談はもちろん、日常の生活のご相談にも来られる、皆さんの身近にあるお寺です。
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真浄山 大法寺の歴史
当寺は、昭和11年1月8日大阪市福島区中江町(野田阪神の近くです)に開基である渡辺日綱上人が創立されました。
創立後、間もなく支那事変が起こり、日綱上人は昭和14年内原青年訓練所へ出張を命じられ、昭和18年には九州炭鉱へ派遣されました。
出征兵士の歓送や、英霊の出迎えなどに忙殺される日々、開教に大きな支障がでた末に、昭和19年の夏、軍用地にするために中江の土地を強制退出させられました。その後、西区の江戸堀に新しくお寺を開かれました。開堂の際には、住職を先頭に檀信徒ら50名以上が御本尊を奉持しながら練り歩き、また陸軍少佐であった入交政克氏も十界曼荼羅を奉持してすすまれました。道行く人も立ち止まって頭を垂れて見送ってくださいました。そのありがたさに日綱上人は万感のおもいであったと語られています。
しかし、戦火はますます激しくなり、昭和20年3月14日ついに当寺も第一回の空襲に焼かれ堂宇は灰燼に帰しました。
上人はかろうじて、御本尊と過去帳をお包みして退避し守られ、一命をとりとめられます。
その後、二年ほど転々とし、昭和22年の秋のお彼岸の頃に現在の土地に堂宇を整えられました。
平成17年、第四世日恩上人の代に檀信徒方の声があがり、現在の堂宇へと建て替えられました。
大法寺歴代上人
御開基 | 大乗院日綱上人 |
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第二世 | 蓮華院妙瑛大法尼 |
第三世 | 賢昌院日周上人 |
第四世 | 渡辺日恩上人 |
第五世(現住職) | 渡辺仁翁上人 |